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ゴシック ピンク [本]

ゴシックピンク
ゴシックの後日談シリーズ第三弾。

正直なところ、頭から1/3くらいまではなぁんかなあ、コメディだっけか?って感じで、思ったよりも面白くなかったんですが、後半ではがっつり引き込まれてました。
ベースになっているのが、第一次世界大戦の時に本当にあったクリスマスの時の話で、そこに二重三重に偶然を重ねていくことで何とも切なくなりました。

ヴィクトリカの謎解きがちょっと強引かなぁ、とは思いましたが、収まるところにみんな収まって良かったねって、終わり方でしたね。
あと、不思議だったのが、ありとあらゆる書物を読み散らして、知識はたっぷりあるはずなのに、物を買うという行為について知識のひとかけらもなさそうなところ。
自分の身の回りのことは知識から推理しないんですかねぇ。

この作者の本はゴシックと伏しか読んでいないので、癖はわかりませんが、前半はちょっともったりとした印象なのが特徴なんでしょうか。


タグ:ゴシック
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