グインサーガ

グインサーガシリーズ
超有名な、ひたすら長い小説ですね。
出会ったときは、まだ3冊くらいしか出てなくて、それも百冊書くぞと作者の栗本薫さんが公言していたのも知りませんでした。
街の小さな本屋の片隅に三冊並んでて、まだ、全部第一刷でした。

そのまんま、はまって本屋に通っては新しいのが出るたんびに買って、ある日気が付いたら持っているのは全部初版第一刷ということで、さらに意地になって出るとすぐに買ってました。
時間がなくて、すぐに読めないこともだんだん増えてきましたが。

帯や広告はすぐに捨てちゃう主義だったし、扱いも悪いので価値は全くないんですけど、栗本薫が書いた分は外伝も含めて一冊を除いて全部初版第一刷です。
その一冊というのは、正確には改訂版第一刷になるのかな。
第一巻だったかに不適切な表現があるというので、書き直したものなんで、それだけ持ってませんし、読んでません。

ご本人の最後の一冊は、買ったものの、もうこの続きが読めないかと思うと手が出なくて、2年くらいしてやっと読みました。

しばらくたって、別の方が書き続けているというのを知ったんですが、読む気になれなくてさらに時が過ぎました。
Kindleを入手したのを機に、電子版で読み始めました。
でも、まだ、続きの二冊目の途中。

電子書籍は手軽でいいんですが、やっぱり紙の本が良い。
PSYCO-PASSのセリフじゃないですが、紙の方が気分によってはものすごく入り込める。
電子版は確かにある程度はいいいんだけど、今一つ入りきれない気がする。

たぶん、そんなところもあるのでしょうね。
読み進められないんです。
一度気持ちが切れてしまったというのもあるかもしれない。
決して面白くないわけではないんですが。

ただ、どうにも、いまさら紙の本で買う気にもなれないので、しばらくはそのままほったらかしておいて、気が向いたら図書館で借りるか。

何十年と付き合い続けてきた本であることは確かで、ファンタジー小説に、はまるきっかけの本でもありました。
最初に買った本屋もずいぶん前になくなってしまいました。