ガンダム再放送

機動戦士ガンダム　まだまだ重力圏内
機動戦士ガンダムって意外に地球での時間が長いのねってネタは前にも書いたような気がしますが、4月から始まった再放送では、まだまだ、地球の上にいます。
そういえば、それまではロボットものとかって、ほとんど地球の地面の上で戦ってきてて、最初のガンダムの時に宇宙空間なので色々と苦労したんですよってインタビューが出てたよな。
近い時代でロボットを宇宙に持ってったのはマクロスくらいかな？

そういう意味ではガンダムって、日本のアニメの常識を重力から決定的に引き剥がしたということができるのかもしれない。
とてつもなく宇宙な、でロボットの出てこない松本零士とも違って。

当時、宇宙、特に惑星科学に興味シンシンだった自分としては、理論の世界だったラグランジュポイントにコロニーを置くって設定そのものが、地球の重力から離れた存在だった。
典型的なアースノイドだもんで。
そこそこ好きでそこそこ知識があったので（ブルーバックス程度だけど）、あの設定で心を鷲掴みにされた。

最近ではこのあたりの設定は割と普通に出てくるけど、やっぱり画期的だったよね。
ちょうど、カール・セーガンのコスモスとか、Voygerとかが太陽系の惑星の素顔をどんどん明らかにしていた時代。
単なるあこがれが現実味を帯びてきたころだった。
そして、いまや、ガンダム世代が2足自立型ロボットを作る時代。

今のアニメは25年後に新しい技術を生むことができるかな。
クラッシャー・ジョウのような、ゴミの掃除屋あたりはそろそろ本格的に動いてもよさそうだよね。

映画「アルマゲドン」のように地球にぶち当たりそうな小天体に対する対策は、実際に色々と議論されているようだね。

そういや、クラッシャー・ジョウの挿絵って安彦良和さんだったわ。

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