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水晶庭園の少年たち [本]

水晶庭園の少年たち
えーと、全部で3冊出ています。
全部読んだのでまた目と感想書きます。

これはコロナ騒ぎの前に図書館で借りました。
あっという間に読んでしまいました。

本屋で見つけて、何となくマニアックな雰囲気が漂っていて、そそられたのですが、マニアックすぎて買うのをためらってしまったんですね。
変な方向にマニアックだったらどうしようって。
(マニアックな時点で変かもしれませんが)

で、これは驚いた。
普通のファンタジーなのに、やたらと鉱物の説明が専門的。
ま、ちゃんと鉱物を勉強した身としては、ちょっとした不満はあるんですが、それにしてもここまで専門的な内容を普通の小説にさらっと書いてしまうところがすごい。
鉱物は確かに美しいんですよ。
眺めていて全く飽きない。
磨いたものもきれいだけど、原石がいい。

で、この本のタイトルにある水晶は鉱物の中でも誰でも知っている名前ですよね。
"本名”は石英ですが。
石英も語らせたら、かなり長く書ける自信はありますが、この本では日本式双晶がメインキャラの一つですね。
抱えるほどの透明な日本式双晶なんて、すごいだろうなぁ。

と、私のようなちょっと変わった人物がたくさん出てきて、作者さんも鉱物好きということがよぉく納得できる本です。
あんなふうに鉱物と語れたらいいらに、と本気で思ってしまいます。

そのためには、その辺にぞんざいに転がしてある石達をまずはきちんと整理するところからやらないとダメかしらね。
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