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三体 [本]

三体

図書館で借りようと思ったら70人以上待っていて、諦めました。
職場の本読みの同好会で買ってもらって読んでます。

まだ、途中ですが、もし、読んでみようかどうしようか、とか、一冊読んだけどちょっと無理、と思った方、頑張って読む価値あります。
大雑把にはSFなんでしょうが、SFの中でさらに再分類されるどこに位置付けられるのかわかりにくいです。
サイバーっぽい要素あり、ミリタリーっぽい要素あり、スぺオペ?時間超越系?
いろんなものが入り混じり、3冊目で抜けられなくなっています。

着地点が全然見えない。、

この時期、暇を持て余している方、頑張って読む価値あります。

といっても、まだ、最後まで翻訳されてないんですよね。

あー、待ち遠しい。
タグ:三体
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星系出雲の兵站 遠征5 [本]

星系出雲の兵站 遠征5
コロナ禍で新刊が乏しい中、出てきた一冊です。
とても期待していた分、これで終わりか、という気持ちも大きかった。

正直なところ、もっと大きなスケールの話になるかと思ったり、兵站というタイトルをつけるからには、もっと後方支援の話が大胆に繰り広げられるかと期待もしていたのに、これで終わりか…と。

色々な場面で、前線での動きは目につくので語られがち。
しかし、その後方で支援したり根回ししたり数合わせをしたりというのは、地味で詳細が語られることが少ない。
現実問題として予算(資金)が限られる中、どう調達するかというのは後方の醍醐味であるはず。
どうやって予算をもぎ取ってくるかというのも、大変なんだよね。

ちょっとだけその辺を知ってる身としては、そんなところにもっとスポットライトが当たることを期待していた。
ストーリーは面白かった。
この手の話は好きだ。

でも、ちょっとだけタイトル負けしていたのが残念。
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水晶庭園の少年たち [本]

水晶庭園の少年たち
えーと、全部で3冊出ています。
全部読んだのでまた目と感想書きます。

これはコロナ騒ぎの前に図書館で借りました。
あっという間に読んでしまいました。

本屋で見つけて、何となくマニアックな雰囲気が漂っていて、そそられたのですが、マニアックすぎて買うのをためらってしまったんですね。
変な方向にマニアックだったらどうしようって。
(マニアックな時点で変かもしれませんが)

で、これは驚いた。
普通のファンタジーなのに、やたらと鉱物の説明が専門的。
ま、ちゃんと鉱物を勉強した身としては、ちょっとした不満はあるんですが、それにしてもここまで専門的な内容を普通の小説にさらっと書いてしまうところがすごい。
鉱物は確かに美しいんですよ。
眺めていて全く飽きない。
磨いたものもきれいだけど、原石がいい。

で、この本のタイトルにある水晶は鉱物の中でも誰でも知っている名前ですよね。
"本名”は石英ですが。
石英も語らせたら、かなり長く書ける自信はありますが、この本では日本式双晶がメインキャラの一つですね。
抱えるほどの透明な日本式双晶なんて、すごいだろうなぁ。

と、私のようなちょっと変わった人物がたくさん出てきて、作者さんも鉱物好きということがよぉく納得できる本です。
あんなふうに鉱物と語れたらいいらに、と本気で思ってしまいます。

そのためには、その辺にぞんざいに転がしてある石達をまずはきちんと整理するところからやらないとダメかしらね。
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渚にて [本]

渚にて
古典的SFを読んでみようシリーズです。

新訳なのですが、やっぱり翻訳物はちょっと疲れます。
しかも、結構長いんですよね。
最後はみんな死んじゃう話です。
救いようがない。

ちょっと性善説によりすぎているかな。
でも、もし本当に最後が来るのならああありたい、とも思います。

古い本なので、放射能に関する知識は物足りない感じがしますが、それはあまりうれしくない事実を現代人が知っているということでもあります。
死が迫っていることを知っている人々が、どう過ごすか、という群像劇なわけですが、なんとなく、現代に通じるものを感じました。
きっと自分には悪いことが起こらない、そう思いたい人達の愚かとも思える言動。
でも、自分だったらどうするだろう。
やっぱり、そう思いたいかな。

コロナウイルスが全世界に広まって、あちらこちらでワタワタしてますが、それもこの本に書かれているのとちょっと似た感情が、防御の手を鈍らせ、拡散してしまった原因かもしれません。

本書の最後のシーンは、描いてみせることができるほど印象が残りました。
長い小説ではありましたが、読んでおいてよかったと思いました。

この本は、たぶん年齢とともに感じるものがちがってくる本だと思います。
二十歳のころだったらお寄りまで読めずに力尽きてたかも。
あと、20年くらいしたら、もう一度読んでみたい本です。
タグ:渚にて
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バンダル・アード=ケナード けぶる砦の向こうに [本]

バンダル・アード=ケナード けぶる砦の向こうに
えー、だいぶサボっていたので、新しく読んだ分から…

コロナ騒ぎで図書館が閉まっているので、新しいものを読もうと思うと買うしかありません。
しかも、この数カ月、これまで読み続けていたもので新刊が出たのは一冊だけ。
仕方がないので、本屋でウロウロうろうろウロウロして、前からちょっと気になっていたものを買いました。
それが、この本です。

結果として、読んでよかった本でした。
ジャンルとしてはファンタジー?
そういう分類ってよくわかんないのですが。

傭兵が冒険する話です。
冒険といっても、竜や魔法使いは出てこない。
もうちょっと政治とか経済とかが絡んで、生臭い感じもしますが、キャラの性格は極めてわかりやすく、読みやすい本です。

厭味ったらしいおっさんたちがいっぱい出てきますが、それもスパイス。
そのうち、アニメになりそうな素材が詰まってます。

二巻目も出ているので、この分だと近いうちに買うことになるでしょう。

主人公が頼れるのか、頼りがいがないのか、よくわからないところもこれからのお楽しみでしょうか。
結構、強烈なサブキャラが色々といるので、シリーズとしてしばらくは出てきそうな気配です。

正直、表紙の絵は如何かなと思わなくもないですが、すでにどうでもよくなりました。
(読んでるときはブックカバーかけちゃうし)

これから楽しみな一冊が増えました。
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砂の惑星 [本]

砂の惑星
最近、古典を読もうと頑張ってます。

この本、そこそこの厚さの文庫3分冊でした。
借りて読み切れる分量ではないので、買いました。
結構しんどかったです。
新訳版だったんですが、きつかったです。

途中に他の本も挟まったので、読み始めてから終わるまで4カ月くらいかかったかな。
うーん、なんでしょう。
面白いような気がするんだけど、あれ、これでおしまい?って感じでした。
最後の場面までの引っ張り方が冗長な部分と端折り過ぎの部分がある気がしました。
続編やら外伝やらがあるそうなので、そちらも読んでみます。

舞台のイメージとしてはスターウォーズのタトゥィーンとかそんな感じですかね。
結構影響受けてるんだろうなぁ、スターウォーズが・・・

冒険ものでもないし、ジュブナイル小説でもないし・・・
SFではあるけどスペオペとは違うし・・・

最後は玉座をとっておしまいだけど、そのとり方もなぁ。
平和と言えば平和。
周りはそれで納得するのかなぁ。

タグ:砂の惑星
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超ミニスカ宇宙海賊 [本]

超ミニスカ宇宙海賊
久しぶりに出ました!!

なんか中途半端で終わっていたので、ずっと気になっていたのですが、ついに新シリーズです。

出だしは茉莉香とチアキちゃんがメインで、しかもちょっとノリがなぁ、という感じでしたが、やっぱり弁天丸ですね。
弁天丸が出てきたあたりから、俄然、面白くなりました。

それにしても、笹本さん、クーリエさん、好きですね。
前のシリーズも、後半はかなりクーリエさんが活躍してましたが、今回もクーリエさんが主人公喰っちゃってます。

次に出るのは、いつかなぁ。
楽しみ楽しみ。
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十二国記 白銀の墟 玄の月 第3・4巻 [本]

十二国記 白銀の墟 玄の月 第3・4巻
一週間で一気読みです。
もう一度読み直さないと・・・とは思ってますが、今の感想。

えー!?というのが素直なところ。
いや、まあ、全体の展開としてはこれしかないでしょ、とは思います。
作者さんが大変だったらしいというのも、なんとなく知っています。

だけど、一番知りたいところがなんとなくぼけているというか、軽いというか・・・
細かいところはこれから出てくる短編で詳しく書かれるのでしょうか。

うーん、待った時間が長かっただけに、期待も大きくなりすぎていた感があるのは否めません。
戴麒もちょくちょく出てきてはいましたが、全体として見れば李斎の物語でした。

李斎ファンには嬉しい本だったと思います。
私は、戴麒にもっと出てきて欲しかったな。

ちょっと落ち着いたら、改めてじっくりと読んでみます。
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十二国記 白銀の墟 玄の月 第2巻 [本]

十二国記 白銀の墟 玄の月 第2巻
サッサと読みました。

ちょっと待てぇって展開で次に続くって、生殺しかぁ?
あと3日ほどですが、気になるぅ…
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宇宙軍士官学校 攻勢偵察部隊 5 [本]

宇宙軍士官学校 攻勢偵察部隊 5
十二国記に隠れてましたが、ひそかに新刊発売です。

ちょっとだけ時間が空いてしまったので、というか、私が途中にいろんな本読んだせいかもしれませんが、前巻までの内容を忘れてました。
しばらくして思い出しましたが・・・・

色々と面白い展開になっていますが、有坂君優秀すぎ。
もうちょっと抜けている方が親近感覚えます。

ちょっと緊張感のある場面が多すぎるのかもしれません。
あるいは、人類側の話がずーっと続いているので、視点を変えようとしてもあまり変わり切れないのかもしれませんが。
ちょこちょこ挟まれている小ネタがそういうところなのかもしれないんですが、印象に残らないというか、息抜きになっていないというか・・・

要するに基本、有坂君の物語が延々と続いていて、しかも、旧友とのお話も宇宙軍の中での話に終始しちゃうんですよね。
なんか、一番最初のうだつの上がらなさ感が全くなくなっちゃっていて、遠い世界の人になっちゃってる。
それを無理やり普通の人っぽくしようとしているところに、最近、違和感を感じてます。

ストーリー全体は面白いんですよね。
設定も奇抜だし、次がどうなるのかもわからないので期待も大。

ヤンの方が普通の人感があふれていて、好きだなぁ。
少なくとも、自分のできるところとそうでないところを自覚して、切り分けてる。
ヤンはちょっと変わった優秀な奴、くらいで済むかもなんだけど、有坂君は優秀なんだけど、自覚してない分嫌な奴になりかけてる。
下手するとかえって嫌味だよね。

謙遜しすぎも裏目に出るパターンかも。
しかも、日本人的すぎる。

だけど、この本から目が離せないのは、スケール感とか設定のうまさなんだろうとおもう。

そういえばウィルも妙に大人になりすぎちゃって、嫌味だよね。

作者さん&担当さん、その辺、うまくさばいてください。

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